哀愁の背中2009年07月26日 20時08分14秒

哀愁の背中
 さて、かなり間延びしつつツーリングの話題は続いてゐる。
 大仏のでかさに興奮し腹が減つたので、牛久沼へむかう。
 うな丼発祥の地といふことで、食べる。
 とてもシンプルな考えだ。
 沼に面したお店なので、窓から沼を撮る。
 パノラマカメラをバイクに置いてきてしまつたので、一眼で2枚撮りした。
 つないでみたら思ひの外ぴつたりくつついたので驚く。
 ああ、さういへば80ミリのレンズをつけて行つたのだと思ひ出す。


 広角ではもちろん標準レンズでもなかなかかうはつながらない。

 ところで、この沼には河童がゐるといふことだ。
 しかし、はねる魚は何回か目撃したが、食べ終はるまで、河童を見ることはなかつた。
 なので、確実に見られるところへ向かつた。
 だが、河童はあなどれずトラップめいた地図に遭遇し、危うく鋸山の二の舞を食らうところだつた。
(「鋸山の二の舞」とは、ツーリングなのにバイクに乗つているよりも山道を歩いてゐる時間の方が遙かに長いといふ故事に基づく!?)
 河童は木々の間から沼を垣間見ることの出来る丘の上にゐた。


 なんか切なさを感じる姿である。
 でも、沼に戻るよりも眺めて浸つてゐる方を選んだのだと思ふ。
 そんなもしかしたらちよつと不幸な境遇に自分を置くことの快感も得てしまつたわけだ。
 そばには樹齢400年(推定)のスダジイ(「椎」だと思ふ)が立つとる。
 市民の木 No.41 である。


 このあと、河童の絵を描いた小川芋銭のおうちにお邪魔する。

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