あの日の新嘉坡。その12012年12月03日 23時26分46秒

さて、本来は進行状況に合はせて綴られていくべき新嘉坡紀行(!?)でしたが、あちらでのお役納めになつた8月の渡航からもはや4ヶ月が過ぎやうとしてゐます。
何をしてゐたかつて、アニメーション制作でありますが、その作品「あらしのよるに〜ひみつのともだち〜」の放映もとつくに終了してしまいました。


ははは、やれやれ計画性がありませぬ。
しかし、まあ、ただ、作品の説明になるやうな内容のものにはなる訳もなかつたので、それは良しとして…。
せっかくなので、振り返つてみやうなかと思ひました。


いままでの分と合はせてカテゴリー分けして、
だけど、タイトルはまた変へました。

で、まずは何はともあれ作品に関わる部分か入つていかうかな。

地図です。

赤い点と青い点に注目してください。(小さいけど…)
赤い点が、タンピニス(Tampines)
これ地図を見ると「タンパインズ」なんて書いてありますが、タンピニスです。中国人の方によつては「タンピナス」と発音される場合もありますが、いづれにしろ「タンパインズ」ではありません。シンガポールの地名はあなどれません。

漢字で見るとなんとなくわからないでもありません。
ぼくが住まわせてもらつたアパートのそばにある小学校です。
「ス」はどこにあるの?と思ふかも知れませんがどうやら「タンピニス」が正しいやうな気がしませんか。

地図の青い点は、スタジオのある場所です。
ニューインダストリアルロード(New Industrial Rd)にあります。
道路の名前が地名みたいなもので、重要です。バス停などでも「〇〇道路の前」みたいな名前がたくさんあります。
ですが(?)このNew Industrial Rd は、厄介で、大きな交差点の脇に入り口があるのですが、入るにはアッパーパイヤレバーロード(Uooer Paya Lebar Rd)を南下して左折で入るしかありません。西から来ても東から来ても南から来ても大きくUターンするしかありません。

これをタクシーで説明するのはかなり難しい。ぼくは挑戦しませんでした。


フジフイルムのビルの隣、モーニングスタービルの中にあります。
スパーキーアニメーション(Sparky Animation)です。
8階建てのビルのほとんどを埋めてゐます。
3Dアニメーションの制作スタジオですな。
アメリカやイギリスの制作会社と共同で設立されたスタジオが、優位にある中、シンガポール人オリジナルのスタジオではナンバー1ではないかと言はれてゐるところです。(裏付けはとってませんが、だいたいそんな感じだと思ひます。アミノ談)

最寄り駅は、バートリー(Bartley)かタイセン(Tai Seng)


どちらとも歩くと10分ぐらいでしたか…。あまり覚えてません。
ぼくはバスがお気に入りで地下鉄(MRT)よりもバスを多用したので…。
なんにしろバートリーからの道は何もなく、タイセンからの道はお店が並んでゐるといふのが、特徴(?)です。

それから、通訳の方がいふには、シンガポールではMRTとバスを併用することが推奨されてゐるらしいです。
運賃の割引率も乗り継いだ方が良いのです。(これは本当!)

下の写真は、ez link と言つて、日本の suica や pasmo と同じものです。

ぼくはこれのお陰で移動が楽でした。
コインで払って割引チケットを貰ふなんて芸当は出来ません。
それで、上記の乗り継ぎ割引ですが、まずはMRTに乗つて下車、自動改札では日本のやうに残額が出ますから、それをチラ見して「ふんふん後4.10ドルね」なんて確認してバスに乗り継ぎ、さて目的地で降りるときにバスの機械でも残額を確認。
「え?4.80ドル?増えてる!?おかしくない?」てなことが実際ありました。
まあ、細かい数字は今書きながら適当に書いているだけですから、計算の役にはたちませんが「乗って得する交通網」と覚えてくだされば良いのではないかと思ひます…。

ついでに説明しておきますと、地下鉄(MRT)は、4種類。
アパートとスタジオを行き来するには2種類を覚えれば大丈夫(?)
上の地図の緑の線が、East West Line(直訳で東西線だぜ)
オレンジが、Circle Line。赤が、North South Line。紫が、North East Line です。
今、シンガポールの交通網のサイトを見ますと、紺色の点線が加わつてゐます。計画中つてことでせう。
ちなみに線の色は、実際と同じです。現地では、East West Line などと言はずに、グリーンとかオレンジとかその色で使ひ分けてゐる方たちもゐるやうです。

とまあ、シリーズ再開(?)の一回目としては、だらだらと説明が続きましたね。
最後に、ぼくのオフィスをお見せします。


一番最初の写真がさうですね。
個室です。密室です。クーラーが効きまくりで閉め切るとまさしく冷蔵庫になります。
常夏の国シンガポールで、ぼくは真冬の格好でした。






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