あの日の新嘉坡。その22012年12月08日 15時30分39秒

さて、本日の赤い丸印はブギス(Bugis)です。

G○○gel map だと、バジスと書いてありますが、ブギスです。
前回タンピニスの時もそんなこと書きましたが、どうやらこれはG○○gle map の翻訳だけのやうです。
今更気になってブギスで検索をかけてみたら普通にシンガポールのブギスが出てきました。バジスで検索すると熱帯魚が出てきます。
気にすることはありませんでしたね。

あ、それから、現地ではG○○gel map にずいぶんお世話になりましたから、文句ではないです。
あちらでは翻訳版は使はなかつたので、改めて日本語表記でみたときに面白いなと思ひました。

で、ブギスは緑の線(East West Line)で、アパートのあるタンピニスから一本で行けます。
仕事とはいへ、折角異国に来てゐるのだからと、何度か同行していただいた異国通のプロデューサーに連れられて観光つぽいものもしました。
ブギスには、サルタンモスクがあります。シンガポール最大のイスラム寺院だといふことです。

アラブ街にあります。
ブギスから数分(近い)すぐに見えてきます。

ちなみに屋根の横に見える点は、鳥さんです。
どうでもいいですが…。

観光地でもあります。
正面の参道は、お店通り(?)になつてゐます。

ぼくはスカーフ好きなもので、チラ見したら、お店の人が「2本2千円」とか、日本語で、しかも「円」で声かけてきました。
おいおいドルだろ…。
と、戸惑ひつつ、ツッコミを入れつつ、さらに値札をチラ見。
ぼくの計算だと2本1000円以下でした。
う〜ん。でも。別にぼる気はなかつたのだと思つてますよ。(ホントに。だつて値札ついてるし)
そもそも「円」を持つてうろうろしてゐる日本人ゐないだらうし、多分。
日本語の発音の問題だつたか、ぼくの聞き取りがまずかつたか、単に日本人だと思つて日本語で気を引こうとしただけなのか、多分そんなところでせう。
まあ、ここに日本人観光客が来ることがあるのだらうといふことだけは確かだと思ひます。
このときは、会ひませんでしたが。(スカーフも買はなかつた…ごめんね)


イスラムのモスクに入るには靴を脱ぎます。
本堂前で記念撮影をする人たち多数ゐました。

女性は、みんな(全員ではないかも知れないが、多分みんな)こんなガウンを来てゐた。
これは、女性は肌を見せてはいけないから、観光客に貸し出されてゐるのではないかと類推します。(確かなことはわかりません)
でも、それを楽しんで記念撮影してゐることに間違ひはありませんな。
本堂内は撮影禁止ですが、廊下からなら撮つてもいいらしい(これはかなり本当)ので、撮らせてもらいました。
(廊下です。ぐるつと三方向巡れますので、回廊…)

本堂内でお祈りをしてゐる人の邪魔をしてはいけない。
そもそも、お祈りもせずにパシャパシャするのは失礼だろ!
といふことなんだと思ひますが、廊下からでも中が丸見えですし「近い」です。
これは厳かな気分でシャッター押さんといかんよな。


と思ひつつ、やはり、ちよつと失礼もして…
本(おそらくコーラン)を読みながら静かに礼拝してゐる人。
かういふ姿には心うたれます。邪魔しちやいけない!つて思ひます。

ちなみに上の方の写真で、ぼくのかぶつてゐる帽子は、ワッチといつてイスラム帽です。
だけど、イスラム教徒ではありません。
かぶりやすいのでここ数年はずつとこれです。
しかし、これでこの辺りをうろつくのはどうなんだろ?
と、後で思ひました。
都合8回のシンガポール行きで「お前はムスリムか?」と聞かれたのは1回。
スタジオ前の倉庫ビルみたいな建物の守衛さん(多分マレー系の人)でした。

これは、裏手からみた洗い場。
観光客は靴を脱げばまあOKですが、礼拝する信者は、靴下もはきません。
ここで洗つてから礼拝堂に入ります。

そして、ブギスへ戻りますが…。

地下鉄で、ブギスの次はシティホール(City Hall)
その次が、ラッフルズプレイス(Raffles Place)
この2駅は東西線と南北線(赤い線)が平行。(名前だけ聞くと東京か?)
乗り換へてひと駅めが、マリーナベイ(Marina Bay)です。
なんといふかシンガポールの中心地であります。
ブギスはちよい前な感じですかね。都心一歩前!みたいな雰囲気でせうか?

しかし、駅に近づくと、異様なゴッサムシティ!?なビルが見えます。


パークビュースクエア(Parkview Square)といふのですが、今日はここまで。