あの日の新嘉坡。その52013年01月01日 00時47分45秒

22番の旅。その2

さて、もう続かないのではないかといふ疑惑もおこりつつ、年明け記念に少しだけ進んでみる。
(普段なら寺に鐘つきに行くんだけど…、ちょっち行けないのでその代はりだ)

結構何もない森(空き地)が続いて、見えてくるのはまたしてもHDBですが、
さらに進むと、

地図は「22番の旅。その1」を参照して、青い、見るからにさうだとわかる水辺にさしかかります。


ここはBedok Reservoir。貯水池です。
水辺つてそれだけで風光明媚でいいですね。

一度途中下車せやうと思ひつつ、とはいへ下車したらそれなりに時間がかかるであらうので、近くまでは行きませんでした。
いつか行きたい…。

スタジオの通訳さんが、ジョギング中の人が消えてしまう伝説!
あんまりそばに寄ると引き寄せられる(まあつまり沈んぢやう!)といつたたぐいの話を教えてくれました。
シンガポールにもあるのね。そんな都市伝説。

で、引き込まれるのとは裏腹に、対岸はハイソなWater Front建設ラッシュ中です。(もうだいぶ進んだでしょうか)

お金持ちが住みたい感じの通りになるのだと思ひます。


といふことで、距離的にはほとんど進んどらんやないか!
せめてバスの旅を意識したもう一枚。
2枚

で、今日はここまで…

あの日の新嘉坡。その62013年01月02日 19時00分57秒

22番の旅。その3

 いまさらですが、22番の旅といひつつ終点までは行きません。
 スタジオのある場所までですね。
 Tampines Int から、Aft Bartley Rd まで。
 一つ手前の Aft Paya Lebar St で降りてもさほど時間は変はらない(通訳さんはこちらの方が近いといひます…)ですが、22番の特性(!?)は、「バートリー道路の後ろ(裏)」まで行けるところにあるので(ほかの路線ではバートリー道路に入つていつちやうバスもある)こちらを目的地にします。

 さてバス通りは、Bedok 貯水池の水辺から少し距離を離し始めます。

 いままで水辺だつた側に。建物が見えてきて、

 バス停です。 Blk 745(ブロック745)この辺りにはフードコートなどあります。ちなみに乗つてゐるバスの止まるバス停(つまりこの向かい側)は、Blk 713 です。(バス停の名前についてが、あの日の新嘉坡。その4参照)

 この後、貯水池との間は、広い空き地になります。
 道路との境には、看板がずらりと並べられていて、この向こう側もいづれ造成されてゆくのでしょうか?

 そして、ずりゃ〜と進んで、あのバスが曲がつてきたところを、こちらも曲がります。
 「A」です。急遽地図に目印を増やしました。


 前のバスも曲がるようですね。路線はたくさん走つております。

 この曲がり角には、モスクがあります。
 Masjid Alkaff Kampung Melayu
 マレー語ですね。すいません。全然分かりません。(モスク アルカフ 村 マレー)です。
 アルカフがわかれば真実に近づくことが出来ますが、

 明らかにバスから降りて撮つた写真ですね。
 進行方向からすると、真後ろを見た映像です。

 そうです。
 ここでは、途中下車たことがあります。
 でも、モスクが目的ではありません。

 バス停は、Blk 629。向かい側はこんな景色。

 途中下車した目的に関しては、また後日にします。

 バスはとにかくこのBedok Reservoir Rdを走り続けます。
 貯水池からはどんどん離れますが、道路の名前は貯水池道路。

 そして相変はらず続くHDBを見てゐると、

 突然の鳥居さん。
 これ「宮海徳」と書いてあるのですが、日本と同じで「徳海宮」と読むのでせうね…。

 舌屋根の下、両側に「順雨」「調風」と書いてあります。これは四字熟語のようで合はせて「風調雨順」と読むのでせう。
 興味のある方は調べてみてください。

 しかし、とにもかくにも小さな寺院のやうで、Googleの地図には書いてありません。
 場所はEunos Vista(写真撮り忘れ!)の入り口横にあります。
 Eunos Vista といふのは、町内会みたいなものでせうか?
 地域的コミュニティに名前がついてゐるやうです。ほかの町でも見かけます。(名前はそれぞれ違ふ)
 まあ、そんな地域に根付いた小さな寺院ですが(勝手に決めてる)年末にはアイドル(♀)のライブをやつてました。
 この小さな境内で!さすが!

 なんて言つてると、T字路にさしかかります。
 矢印いつぱいですが、22番は右へ参ります。
 ぼくは、シンガポールの道路標示が気に入つてます。
 同じ矢印でもなんか愛着があります。

 上の写真のバスは左へ行くのでお別れですな。
 左へ曲がると、こんな場所へ…
 右へ曲がるとかう。
 このバス停は、Blk 311。
 道路の名前はEunos Link です。
 しかし、道路の名称ですが、Road だつたり、Avenue、Streetなど、いろいろありますが、どういふ分け方なのかはわかりません。
 大きい小さいだけではないやうな気がします。東西南北も怪しい…。
 そして、ここはLink だつたりしてお手上げです。

 といふことで(!?)今日はここまで…、
 次には目的地に作でせう。

あの日の新嘉坡。その72013年01月03日 20時45分11秒

22番の旅。その4

さて、Bedok Reservoir Rd を右折してEunos Link に入りました。
前回説明忘れましたが「B」です。
そして、つかの間 Eunos Link を走り、写真の角を曲がりま〜す。
地図の「C」で〜す。

すると、おおっと!
こんな道路標示が!
クリンクリンですな。

実はいまだ解読できてゐないのですが、おそらく「バスに譲れ」なのではないかと類推されます。
しかし、どう譲つたらいいのでせう。

バス停もこんな感じ。
奥の黄色いのが見えにくいでせうか?
こんな感じ。
まあこれは「バスが出るぞ〜」つてことですね。

ここは、 Uni Ave 2 です。アベニューね。「1」がどこかは分かりません。
そんなに狭い道ではないと思ふのですが、HDBが道路際に近いといふことと、それに応じて並木も迫つてゐるので見通しが悪いのですかね?

なんてことを感じてゐると工事。
今見ると、いきなり広いな…。
道路拡張工事かな…。

そして、このバス停が Aztech Bldg(アズテックビルヂング)
分かりませんが、オフィスビルですかね?
このバス停の屋根の奥にイベント用のテントが見えますでせうか?
この写真の撮影日は2011年12月30日。年末イベント用のテントなんですが、
やはりお寺さんです。

この広場はでかいです。
Google地図には、Lorong Koo Chye Sheng Hong Temple Association と、あります。
ホームページもあります。
文字化けしなければ「城隍庙」これが寺院の名前です。

バスで通りすがりに見ただけですが、イベントはにぎやかでした。

さてそしていよいよ「D」にさしかかります。
なんでいよいよかといふと、ここを右折したら一本道ですから。

正面に見えるのは、MRT(地下鉄)Circle Line(オレンジ)のMacPherson 駅。
回り工事してますな。

道路はPaya Lebar Rd(パィヤレバーロード)です。
ここも工事してますね。
建設ラッシュなんです。まだ続いてますかね…。

そして、謎のSAKAE SUSHI
日本の漢字だと「栄寿司」ですな。

この謎の店には行きませんでしたが、これを見て左に曲がると、MacPherson Rd(マクファーソン道路)、しばらく行つた左手にある「文東記(Boon Tong Kee)」といふ店には、スタジオの社長に連れられて何度か行きました。

チキンライス(日本のとはもちろん違ふ。蒸しチキンがのつてゐる)の有名店らしい。はつきり言つて旨い!です。

しかし、バスは曲がりません。
SAKAE SUSHIを見てから、バス停2つほど過ぎると地元(!?)の風景になつて、
到着です。
Aft Bartley Rd。

ここにもクリンクリンありますな。
このバス停の背中側も、年末イベントの会場になつてました。

手前に見えるのは歩道橋で、反対から見ると
広い道路を渡れます。

バス停から直結で、
こんな風に渡つてゆくと、対岸のバス停へも直結してます。
しつこいやうですが、このバス停は名前が違ふ。
Aft Rochdale Rd。
ロチデイルロードといふのが、この後ろ側にあるのですが、言つちやあなんですが路地です。
バートリーロードに比べたらそりゃあもうかなりの小径。

で、このサイズだと見えにくいですが、丁度22番バスが止まつてます。
これに乗れば帰れますが、帰つてどうする!ってな感じで、

New Industrial Rd。
スタジオはすぐそこです。

これで終点まで行かない22番の旅はおしまいです。
距離は10.7K(Pablic Transport@SG 調べ)

そんなもんだつたのか!

時間は…、計つたことありません。多分30分から50分の間です。
バス好きの私としては、全く苦にならないですね。
といふか、ほぼ間違ひなく座れる路線であつた。

あの日の新嘉坡。その82013年01月06日 20時28分08秒

最近ではシンガポールと言えば、なんといってもこのホテルが有名ですな。

地図の矢印のところにありますが、MRT(地下鉄)Circle Line(オレンジ)のBayfront 駅と直結してます。
(で、今更で申し訳ないですが、このCircle Line の分線をずっと書き忘れていたことに気づきました。ので、急遽足しときました)

なんですが…。
やはりシンガポールでホテルといったらこっちでしょ。
と、ラッフルさんが言ってます。
○で囲まれているのがラッフルさんです。(背中ですが…)


宇宙船のように飛び出したマリーナベイサンズも見えます。

そう「あの日の新嘉坡。その2とその3」で、ブギス(Bugis)を散策した後、K氏はアポがあったのでいったん別れ、ぼくは折角都心まできたので、ラッフルズホテルでも見ていかうと…

最寄り駅は、Bugis から一駅目City Hall(シティホール)です。(地図の赤丸)

緑のEast West Line と、赤のNorth South Line が乗り合わせる場所です。オレンジのCircle Line はニアミス。
East West Line は、このまま一駅Raffels Place(ラッフルズプレイス)まで並走します。
Raffels Place のそばにはマーライオンがあります。繰り返しますが、ホテルのあるのはCity Hall の方です。

駅から、立派なビルが続いているのですが、それを抜けたところで、見えてきます。

白い建物と、赤い屋根。

継ぎ足しされてます。ラッフルズホテルは一日にしてならず…。

増築されているのですね。3階建てですが、広いです。


中にお店があり、宿泊客以外でも自由に入れます。


もちろん宿泊客オンリーの場所もございます。それはそうでしょ。

しかし、なんといふか巡るだけでもかなり巡りがいがあります。
広いです。
大きいです。

そう。
ちょっと見に来る場所ではないです。甘いぜ!って感じ。
見応えあり過ぎ。
まるで迷路のやうにどこまでも続きます。

例のパークビュースクエアも見えます。(あの日の新嘉坡。その3参照)
回りの近代ビルとの時代の差が心地よいのですが、

ぼくは何と言つても
このジャングルライクな雰囲気と白い建物のバランスが大変気に入りました。



南方好きにはたまらない感じでせうか。

ところで、ぼくは逆回りをしたやうで、ラッフルさん写真の下。正面玄関ですか。
それを見たのは最後でした。