大久野島を巡る2013年03月08日 10時02分22秒

雨が降っていた。
時刻は午後4時ぐらいだろうか?

ここはなんだろう?
ウサギが佇んでいる。

ウサギが佇んで…
奥に見えるのはなんだろう?

全体を見てみると…
立入禁止だ。
ウサギは入っているけど…

ここは島の南西部に位置する「三軒家(さんげんや)毒ガス貯蔵庫跡」
向かって左側は海だ。
(海側から見るとこんな感じ)

三軒家というのは地名なのか?
この辺りの事なのだと思うが、くわしくはわからない。

小さな島だが立ち寄れなかった場所がいくつかある。
その一つが毒ガス資料館。
真っ先に行くべき場所か?

いや、しかし、基本的にはウサギが見たくて行ったもんで…
もちろん毒ガスのことも興味はあったけど…
で、でも、ついでだったり…したかも…知れないな…
と、まあ、急に扱いに気を使い出したりしたのだが、折角巡ったのでクールに振り返ってみることにした。

この三軒家毒ガス貯蔵庫の前にある説明を抜粋してみる。
毒ガス製造時期(1929年〜1944年)
びらん性毒ガス「イペリット」が貯蔵されていた。
タンクは10トン。

ウサギが対比では少々判りづらいかもしれないが、ここにタンクが置かれていたわけだ。

説明によると、工場からタンクに直接「管」がつながっていて送り込まれていたということだ。
ガス管がどうにかなったら…と、思ってしまう。

そして背後に迫るウサギ。

むむっ!?と振り返っても姿勢を崩さない。

つづく。