大久野島を巡る8 ― 2013年03月18日 22時28分48秒
さて「北部砲台跡」は3つに分かれていると説明しました。
島の中心を突っ切ってきて最初に到達するのがここ。

(多分ここに発電機関舎があったということだが、よくわからない)

3つの中で、一番広い。
ここは地下兵舎跡とのことですが、

奥を覗いてみてもあまり地下へ行く感じはしません。

つまり、ここが地下なのか?
山を切り崩して作ってますからね…。

トンネルもあります。
トンネルの下には「砲側庫跡」

弾薬庫ということでしょうか?
兵舎との作りの差がわかりません。
このトンネルを抜けて、

注目はこの砲台。

元々は、24cmカノン砲が設置されていたということですが、ごらんのように見たことのあるものが並んでいます。(うさぎも見えますか?)
毒ガスの生産が始まってから、一ヶ所だけ毒ガスタンク置き場になったということなんですかね?
他の砲台には毒ガス台座はありませんでしたから。

そうして、この右側に見えるスロープをあがり、

さらに、山を登ってゆくと、北部砲台の別の施設があるのですが、少し性格が違うので、島を巡る道路を東へ150メートルほど行ったところにあるもうひとつの「北部砲台跡」を先に見てみます。
(実際は、お昼ご飯を食べて午後の部で行きましたのですが…)

ここは、現在島を巡る舗装道路に面しているからでしょうか、なんとなく趣が違います。
12cm速射カノン砲がおかれていたと書いてあります。
正式(?)には「斯加12速射加農砲」
斯加は読み方もわかりません。
こちらの砲側庫跡は、3つあるうち2つは中には入れます。

(ここは入れない…)

丸い…

天井に穴があります。

このあと、「北部砲台跡」最後の遺跡に登りますが、それは次回。
なんかウサギが完全に忘れられているのでは!?
毒ガス台座のそばに1羽おりましたが…。
なので、周回道路のそばにいたこいつを。

やけに小さくてネズミみたい…。
つづく。
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