大久野島を巡る102013年03月20日 23時17分57秒

 そして、北部砲台跡から海岸沿いに西側へ向かうと、
 長浦毒ガス貯蔵庫跡というのがある。
 ここは大きい。
 一番最初に見た三軒家のものとは比較にならない。
 ウサギでもいてくれれば比較できたのだが、いてもほとんど見えなかっただろう。
 ところで終戦後毒ガスはいろいろな方法で処分されたらしいが、ここでは火炎放射器で燃やしたのだそうだ。
 内側が黒いのはそのせいだという。

 そして、一気に南端へ向かう。
 中央部の展望台は標高100メートルぐらいらしいが、南の出っ張り部にも小さな山がある。
 結構上り下りがあって、へこたれてる身には応える。

 その頂上付近に、
南部照明跡がある。

 あ、先ほどの長浦毒ガス貯蔵庫は、昭和の話。
 こちらは明治の話です。数ある砲台の頃ですね。
 真ん中に囲ってあるのはおそらくリフト跡だと思います。
「電灯井」というのがあって、探照灯を格納していたと案内板に書いてあります。
 奥に壁の切れた部分が見えますが、その向こう側にも階段&山道があります。けれども、今は塞がって通れません。(2013年2月)

 いずれにしろさらに南端に向かうので、少し戻ります。(下り)
 と、登るときには見かけなかったウサギたちが、ひょこひょこと駆け上ってきました。
 この小さな山の麓には休暇村があるので、中腹にも人見知りしないタイプが多いようです。
 でも、1回わざわざ知らないフリをして、

 その後素速く足もとにきます。
 こいつは「人見知りしない&おねだり」タイプですね。
 前にも書きましたが(多分)ぼくは、ウサギ飯を持たずに歩き回りましたので、おねだりされても何も出ません。
 こいつはあっさり去って行ったのですが、
少し遅れてきたこいつは「じっと見つめて訴える」タイプで…。
「じゃあね」と言ってぼくが離れてからも、
何故か、
その場に、
 ま、とにかく「先を急ぎやす」と一声かけて無常にその場を離れ、次に向かうのは、
 灯台です。

 つづく。

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