フォトでるもⅡ6 ― 2013年09月06日 22時23分31秒
さて、飛び飛びにだらだらと続いてきてフォトでるも第2シリーズも今回がラストです。
大きなテーマであったフイルムを使うということと、魚眼レンズで撮るということを堪能した感はあります。
カメラの紹介のときに忘れたので、改めて書いておくと、使用フイルムはブローニーという幅6センチのフイルム。
カメラ=デジタルカメラという人にはなんのこっちゃ判らないかも知れませんが、フイルム時代は幅35ミリのフイルムが一般的だったので、倍近い幅のフイルムを使ったことになります。
カメラも当然違うわけで、通常35ミリカメラに対して中判カメラと言います。
中判カメラにも画角が3種類あったりして、話せば長いことになりますが、紹介したカメラは6×6という奴で、ご覧の通りほぼ正方形でしょう。
レンズの焦点距離は30ミリです。これまた厄介で、35ミリカメラであると30ミリのレンズは広角レンズではありますが、魚眼まではいきません。焦点距離と焼き付く画像の大きさで変わってきちゃうんですね。
「35ミリカメラ換算」なんて言葉を聞いたことがありますでしょうか?
この6×6で、30ミリのレンズは、35ミリカメラ換算すると18ミリぐらいになります。これで魚眼も納得(!?)
そしてついでですが、デジタルカメラの画角もまた違うのです。

メーカーによっては「35ミリカメラ換算」で、レンズを表記しているところもあるのではないでしょうか?
そんなこと気にせず覗いて気に入ったものを使えば良いのですがね…。
デジタルカメラの場合はだいたい「倍」と思っていて良いのではないかと思います。(35ミリカメラの倍です)
多分メーカーや機種によって違うとは思うのですが、だいたい「倍」です。
先ほどの「6×6は30ミリ」は、「35ミリカメラで18ミリ」
デジタルカメラの場合は9ミリである必要があります。
ちなみに35ミリカメラの18ミリレンズを装着した場合デジタルカメラは36ミリの画角になります。
あれ?
と、思いましたか?
魚眼がネタのためにいよいよ訳が判らなくなってきました。
つまり実際は大改造しなければ使用できませんが、例えば6×6の魚眼レンズは、デジタルカメラになると、その肝心の周囲の湾曲具合がフレーム外になって、まあ広角な感じぐらいになるということです。
しかし、デジタルの力で疑似魚眼的な映像は良く目にします。
あとは見た目が気に入るかどうかの問題ですね。
これいいよね!
と、強要する…。
と、すいません。
半端な知識をうだうだと並べてしまいました。
魚眼は撮ってて楽しいというだけのお話しです。
で、ついでにうざったい話を少し続けると、用意したデジタルカメラの方は、35ミリ用(換算でない)75ミリレンズというのをアダプターを付けて使用していたので、実際は130ミリ(これは35カメラ換算)の望遠になっていたわけで、そりゃあ、魚眼と望遠を順番に使うのは戸惑うデス。

魚眼を覗いて二人とは結構距離があるつもりでいたのに、デジタルカメラをのぞいたら近すぎっ!
フレームに収まらない!
みたいな感じ…。

でもまあ、天井が開くのだという自慢のギミックをフルに使えてよかったなと思います。

もう一つのテーマであるカラフルに関しても赤い車で都合が良かったなと。
第2シーズン(いちいち呼び方が違ってる…)は、もしかしたらカメラフェチが隠されたテーマだったかもということで…。
最後に、みいさん、ろいさんに感謝。
それでは!
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