お伊勢さん参り「三百年」 ― 2013年10月30日 09時30分43秒
なかなかお伊勢さんにたどり着けませんが、今回もまだ問屋街を散策。
町の博物館というのがありました。
博物館といっても、何かが陳列されているというよりは、存在自体が博物館なんですな。
ん?
意味が不明ですな。
でも他に言ひやうもなく、ここは多分、本来はせともの屋さんなのでせう。
だと思ひます。
地図にはさう書いてあります。
それから、陳列品もなくはないです。
銅鏡なんかもありました。
これ、かなり貴重なのではないかと思はれますが、無雑作に置いてありますし触れます。
重いですぜ、昔の女性は力持ちだつたのでせうか?
といふか鏡を使ふやうな女性には、鏡を持つ侍女が必ずゐたといふことでせうか?
何れにせよ、力持ち…。
と、まあ、それはともかく存在自体が博物館といふのは、
そこに現役300年の蔵があるのです。
築300年といふ言ひ方が正しいか…。
二階へ上がると、床板一枚の厚さ!?
下が見えますな…。
歩く足に緊張感が走ります。
現役というのは、この切り口とか現役っぽいですよね。
何の作業後かはわかりませんが…
とまあ自転車が置いてあったり、山のように瀬戸物の在庫があったり、スノボ、立て看、ありとあらゆるものが(!?)収められております。
むやみに「保護熱」「保存熱」みたいなものが上がっていない感じがするところが凄いです。
過去へジャンプするのではなく、時の流れそのものを味わえるわけです。
理念的にはお伊勢さんのあり方とは、正反対を行ってるような気がします…。(※次の次ぐらいで多分…説明が、多分)
などと、思いをはせながら…川の駅で休憩しましょう。
つづく
P.S.
これトロッコのレールです。
川港を運ぶ運ばれる物資を行き来させていたのですね。
トロッコ自体もありましたが、それは現役ではありませんでした。
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