超童話「ホコリ姫」22015年06月25日 11時36分47秒

「ホコリ姫」鑑賞の記録。
童話の持つ幻惑性と現実感。
絶対的規範と流動性。
怒り(いかり)と赦し(ゆるし)
時にユルユル、時にぐだぐだ…。
流れに身をゆだねる心地よさ。
緊張と緩和。
キレの良さとノリの良さ。
童話を体験するとはかういふことなのか…。










親愛なる欲張りさんに城を攻められ、辛い出来事に遭いボロボロズタズタ襤褸の如く埃まみれになったホコリ姫が、民衆の心を感じ誇りを取り戻すという物語。
英国から来た異邦人が奏でたとは思えない日本語の機微を巧みに生かした語り口。(あ…、「埃と誇り」ね)
「いまこそ私が姫である」と躊躇いなく叫ぶ姿に清々しさを感じた。

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