Ricoh GXRに関してつづき ― 2015年07月15日 06時51分06秒
さて、フイルムカメラから、本格的(?)にデジタルカメラに移行するまでの間はどうしていたのか?
こんな写真を見つけた。
これも、何か能書きを垂れるために撮ったのだと思うが、忘れてしまった。
しかし、改めてみて凄いことを発見してしまった!
左上のは富士フイルムが作った「フジペット」その真下のでかい奴はサリュートという旧ソ連製のカメラだ。
なんとこの2つとも1957年生まれなのだ!
おんなじ!
フイルムはブローニーという幅広のフイルム。共にカラーフイルムは想定していない。当時はまだカラーフイルムは一般化されていなかったのかもしれない。(でも、光学ですから、カラーフイルムも使えます)
フジペットは姉が子供の時に使っていたカメラ。
何を思ったか15年ぐらい前に実家の物置から発掘して自分のものにした。
サリュートもその頃、渋谷に合ったロシアンカメラ屋さんで購入した。
まあ、この個体の誕生日が1957年かどうかは定かでないが、今更だけど感慨深い。
と、ここまでは、余談(!?)
問題は、携帯電話付きカメラと、ミニデジタルカメラですな。
お手軽です…。
特にローライフレックスもどきの赤い可愛い奴は、光が飛びがち、なんとも心和む写真が撮れたので、気にいっていた。
おかぴはすでに2008年頃からNikon COOLPIX P80というのを使っていた。コンパクトデジタルカメラですね。当時世界最小18倍ズームとか言ってた奴です。まあ、つまり1996年のサイバーショットから12年間で、全く変わっていたことは理解しとったんです。
しょせんお遊びなんだから、上の写真右側2つで充分という意見もあるんですがね…。
でもやはり欲しいと言うことで、買ったのがGXRだったわけです。
何故リコーにしたかって、それは、老舗で堅実っぽい感じがありつつどこかマイナー(失礼…)だからです。
あと、それから本来の見栄に従うなら本格的なデジタル一眼を目指す所なんですが、それらはお値段的にも重量的にも重すぎて、無い袖は振れず、非力な腕には負担が大きいと感じたので、やはりこれでしょ!ということになりました。
と、ここでおわび。
昨日紹介したこれ。

「レンズユニット」と書きましたが「カメラユニット」の間違いでした。
申し訳ありません。(調べました…)
何枚かのレンズを組み立てるのであれば、レンズユニットですが、これは、カメラとして重要なセンサー部が内蔵されているのでカメラユニットなんですね。
それで、これはGR LENS A12 50mm F2.5 MACROという奴です。
標準レンズですね。(だから基本的な組み合わせと書いたのですが)
ただ、レンズをようくみると、いやよく見なくても f=33mm と書いてあります。
これはどういうことか?
50mmと書いてあるのに!
他のメーカーは調べていないのでわかりませんが、リコーは35mmのフイルムカメラ換算でレンズ表記をしているのですね。
だからこのレンズは本当は33mmのレンズなのです。
この辺にもなんか昔気質を感じますね。
でも、いまは2015年。
いつ頃からか確信が持てませんが、カメラ=スマホ(携帯)の時代になってしまった今、『35mm換算』て意味があるのでしょうか?
そもそもスマホの方が機能凄いし!?
だからとは言いませんが、発売から5年足らずの間に、GXR関連の製品は次々と販売終了しております。
これまた余談ですが、娘は昨年ぐらいからNikon COOLPIX P520というのを使っていますが、購入時に付き合いましたところ…。
最近のデジタルカメラを手に取り、何にびっくりしたかって、そのオートフォーカスの速さです。一瞬とはこのことをいうのだと思いました。
上のA12 50mmもオートフォーカスですが、比べちゃうと遅いです。
それから、メモリー時のタイムラグもなかなかです。
デジタルカメラは怖ろしいですね、古いカメラが本当に古くなる。
フイルムカメラとは違うなと感じます。
おかぴのCOOLPIX P80と、娘のCOOLPIX P520を比べたら、そりゃあもう大変な違いです。
でもね、それでもRicoh GXRは、いいんですよ。
って、終わらないなこの話…。
つづく
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