シジュウカラ2015/5月9日 ― 2015年07月30日 09時36分38秒
朝方、またシジュウカラが騒いでいました。
気になって飛び起きて、見に行くと、

巣箱の上に妙なものが…、
ネコの毛かと思いましたが、巣材のようです。
というか、またやられました。
↑この写真は5時33分。
下の枝に見えますでしょうか?
親鳥が途方に暮れています。
これは、カメラを90度傾けて撮ったムービーのキャプチャですが、そんなことはどうでもよくて、こうしてムービーをセットしながら、滅茶苦茶悔やんでおりました。
そりゃあもう…、人生でこんなに悔やんだことはないというぐらいに悔やんでおりました。
ネコの攻撃を防ぐ方法。一番確実なのは見張っていること!
どう考えても、寝ずの番をするべきだった。
徹夜なんか、いままでいくらでもしてきたじゃないか…と、舌打ちとため息の連続。
しかし、親鳥は諦めずエサを運び始めます。
でも、
くわえたまま出てくる…。
ぼくは悔やみ続けている…。
と、
6時28分。エサ無しで出てきた!
ヒナが食べたのか!?
まさか落としてきただけか!?
期待に膨らむ心…。
そして、6時57分。
ついにヒナのふん!
ふん!ふん!ふん!!
(実は↑の写真は10時過ぎなんですが、立派なふんなので採用しました)
もう〜〜〜〜決めました!
今晩は絶対に阻止するぞ…と。
木の回りに網を張り巡らせようと、防獣ネットを買いにホームセンターへ。
しかし、物色しているうちに「どうもこれには無理がある」「中途半端は部分が少しでもあったらネコは入る!」と考えが変わり、窮極の選択『夜の間は巣箱の穴を塞ぐ!』ことにしました。
ミニマムで一番効果的ではないかと考えました。
普段は、巣箱に触れるようなことは避けてきましたが、ネコが巣穴に手を突っこんでる今、人間が手を出すことぐらいなんでもないだろうと…。
問題は塞ぎ方です。
とりあえず強力なゴムバンドを買って、蓋を挟んで止めることにしました。
家に帰り、穴塞ぎグッズを考案組み立てている最中のことです。
もちろん気がついてません。
16時1分。
ヒナ1羽目が顔を出しました。
そして、黄色い矢印の方向へ勢いよく飛び出していきました。
繰り返しますが、ぼくは穴塞ぎグッズ作成に必死で気がついてません。
たまたま回していたムービーに映ってました。
こいつは、元気です。
顔を出してから飛び立ちフレームから消えるまでものの4秒!
その8秒後。ヒナ2羽目が顔を出しました。
最寄りの枝に飛び移り、ふんをぽたりと一つ落とし、ちょっと間を置いて、飛び立ちました。
こちらは所要時間27秒。
1羽目よりは、だいぶかかりましたが、こいつもまあまあ無事な感じです。
多分この辺で、ぼくはグッズ作りに失敗します。
塞ぐ用に用意した蓋がパキッと割れて「これじゃダメだ」と、別のブツを探しに…。
その時、おかぴが「ヒナの声がした」「飛び方の下手な奴がとんでいった」
と声をかけてきました。
「え!?」とびっくりして外へ飛び出しました。
巣箱から離れること20メートルぐらいの電柱へ飛んでゆく数羽のシジュウカラを発見。親とヒナです。
そのうちの1羽が異常に飛び方が下手。
ほとんど落ちてるんじゃないかと思える落下の後、必死に羽ばたいて、道路際の家の向こうへ消えました。
巣立ったんだ…。
うれしいやら切ないやら…。
あの下手な奴はこれから先、大丈夫なんだろうか…。
ネコに二晩襲われたから、巣立ちを早めたんだろうか…。
あの下手な奴は、引っかかれて怪我でもしているのだろうか…。
思いは巡る。
そして、ムービーをセットしたタイミングを忘れていたので、映ってないだろうな、などとも思い少々脱力しました。
が、映ってましたのさ。
画質悪いですが…。
16時2分38秒。噂の3羽目。
顔を出し、最寄りの枝へ飛び移るのですが、2羽目の留まった枝ではなく、その手前にある不安定な枝に飛び移りました。
↓ここです。
この親鳥が留まっている細い枝。
そこで、しばらくブランコのようにフラフラした後、少し奥の葉の中へ(枝は太め)そこで、しばらく考えた(?)後に、飛び立ちますが、葉っぱに引っ掛かりながら落ちます。
一生懸命わずかに上昇しますが、また流れるように落下してフレームから消えました。所要時間は1分12秒です。
この様子は、ムービーでも見られます。
親鳥が辺りを警戒して飛び立つ(誘導する?)ところから、収録されています。Three tit's chicks are fledging←お急ぎでない方はクリックしてください。
でも、3羽は少ないなと思いました。
その後へつづく。
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