続、川の間をたどって72015年09月01日 21時09分17秒

第二部、第七回

 今回は、私の iTunes にあるプレイリスト「アルゼンチン」から、まだ名前の上がっていないアーティストたちを若干ふるいにかけつつアルファベット順に並べてみます。

Altocamet
 電気的な音だけれど、深淵を感じさせる音作りが特徴。
 歌に深いリバーブがかかっているからそう聞こえるだけ?
 基本男性ボーカルですが、曲によって女声コーラスが入ります。(少ないのが残念…)
 お気に入りのアルバムは、Manzana de Metal(金属りんご)

Alvy Singer Big Band
 スイングジャズですかね。よりラテン色の強いノリの良さが楽しい。
 後述、Miranda の Juliana Gattasと、Rosal の Maria Ezquiaga(共にVarias Artistas - Lucas Marti の主力ボーカル)の2人がジョイントしている「Ay De Mi」が、最高に楽しい。…のだが ¡Ay de mi! って「可哀想な私」って意味なんだそうな! さすがだ!

Andando Descalzo
 グループ名の「アンダンド デスカルソ」は「裸足で歩く」みたいな意味。
 何枚かアルバムありますが、一番好きなのはアルバム「Hasta Encontrar」(見つけるまで)に収録されているドラマチックで切ない香りのする「Ilógico」(理屈に合わない。男性形、女性形はIlógica)
ジャケットというか、ダウンロードなのでアートワークは子供がミミズをつかんでカメラに向けている姿。グループ名から、アルバムタイトルから曲名、ジャケットって、なんかイメージがつながって迫ってくる感じがするのです。

Anetol Delmonte
 デルモンテというトマトケチャップみたいな名前が真っ先に気になった。
 ノリが良く親しみやすい曲調が多い。
 最近は、どのアーティストもFacebookで見つかることが多い。このバンドも見つかりました。で、メンバーの一人に、Ramiro López Chaplin という人を発見。後述する Jimena Lopez Chaplin と、親戚なんだろうか?急に気になった。

Bajale al Magenta
 実は、私は、ラップ系はあまり好みではない。(こんなことをいうと、一部の声優さんに怒られてしまうかも知れないが…)
 でも、この人たちのは心地よい。バックメロディというか伴奏がいいのかな。普通に歌っちゃう歌もあります。(多分歌うのはGisela Mandoliniとう女性ボーカル。ラップは男性です)

Coco
 Varias Artistas、Entre Ríos で名前の出てきたNoelia Mourier(ギター、ボーカル)と、Andi di Nápoli(ベース)の2人を中心にしたロックバンド。
 この2人は多分十代の頃4人ぐらいで女性バンドを組んでいたはず。それが、見つからない…。「Coco」は、余計なものもいっぱい引っ掛かるので、検索しづらいのだ。「ココナッツ」からきた名前らしい。

Hana
 この人は、イタリアでも活動していた時期があるようだ。そのときの名前は「Florencia」これは本名でラストネームは Ciliberti。フロレンシアはフィレンツェなんだそうだが、スペイン語の「花」は「Flor」なので、「Florencia」は「花子とか、花江だと思う。 だから「Hana」なんだと思う。これは間違いなく「花」のことで、本人のサイトに日本語だと書いてありました。(サイトはスペイン語ですが、多分合ってます)

Jimena Lopez Chaplin
 Anetol Delmonte のメンバーとはどんな関係なのか?今後の取り調べの課題(!?)
 Varias Artistas 2枚目のメンバーの1人。
 「走る」感じとか「歩く」感じが伝わってくる曲が多い。なんか身体が動いてしまうというそんな歌の数々。デビッドボウイのカバーもやってますが、ウルグアイの「王子」と呼ばれている(時々名前が出てくる Eli-U のお父さん)Gustavo Pena(グスタボ ペナ)の「Mandolin」が良いです。曲名マンドリンですが、ギターのストロークがよく合う。

Los Cocineros
 Cocinero は、料理人の男性形(女性形はCocinera)バンドは男女混合ですが、総称ということで、男性形なのでしょう。見たことはありませんが、ステージは全員エプロンつけているそうです。曲調はロックもポップもありますが、ラテン色豊かで楽しい。

Milanda!
 「びっくりマーク」が入るのが正式なのか?
 定かではないですが、結構な割合でついてます。
 Alejandro Sergi(アレハンドロ セルギ)と、Juliana Gattas(前述)の男女ダブルボーカルの超スーパーポップバンド!というイメージ。
 映像を見ますと、アレハンドロは、ちょっとコメディアン的に見えなくもないですが、歌上手し!曲良し!フリアナは「でかい!」迫力満点!音域広し!

Rosal
 ロサルは「バラ」
 Maria Ezquiaga(マリア エスキアガ、Alvy singer が名前を呼んでいる映像があるのですが、聞き取れない…)が、リードボーカルで、多分リーダーではないかと思われる。
 ハスキーな声で、大人の雰囲気。どこか気怠さが漂います。

Rosario Blefari
 女優&ボーカリスト。アルゼンチンの伝説的バンド(本当か!?)Suarez のボーカルだった。むき出し感のある歌い方に最初戸惑い、のちに惹かれる。
 あまり他とのつながりが見えてこないので、孤高の存在か!?
 Coco の Andi di Nápoli が、ベースを弾いている映像を見たことがあるが、今は見つからない。

 それから、アルゼンチンではないですが、どうしても紹介したいアルバムがあるのですが、少々長くなったので次回。

つづく。

Alvy Singer Big Band 
con Juliana Gattas y Maria Ezquiaga - Ay de mi ←クリック

Jimena Lopez Chaplin - Mandolin ←クリック