つつじの頃の根津神社2015年10月13日 11時09分10秒

 だけど、季節だったので混雑…。
 つつじ苑には入りませんでした。
 無目的な散策なので、その辺はスルー。
 一応お参りぐらいはするけど。
 つつじも少しだけ見て。
 年季が入った鳥居がありますが、真横から撮ったので判りづらい。
 この鳥居の道は乙女稲荷と駒込稲荷を結んでいます。
 どちらも根津神社境内にあるわけですが、駒込稲荷は気になりました。
 放置されている感じがして、まあ、年季が入った鳥居みたいな感じといいましょうか。良い感じです…。
 このこの岩の塊まりみたいなのはなんでしょう?
 強引に狐様を書いてみました。
 本物は、赤丸の所にいます。
 で、これがなんというか、尻尾欠けてるし、顔もないんです。
 ↑これは対の狐様なのですが、やはり顔がありません。
 偶像破壊とか怖いこと考えてしまいますが、たんに老朽化ですかね。
 ここは「犬」の何からしく(調べてません…)犬を連れた方が、お参りに来ていました。
 ↑これ、ここに祀られているのは、狐と言うよりも犬の親子に見えます。
 ポーズが犬っぽい。
 ↑これも、
 ↑これも、尻尾がよくわからないので、なおさら。
 可哀想に子犬(子狐)の前足が欠けてます。
 いかにも長い期間風雪(というか雨だな)にさらされて浸食していった感じですね。ちょうど雨だれの落ちる位置だったんだろうか?

 と、谷根千のうち谷根をささっと通り過ぎた感じです。
 年季が入って生まれる良さもあるし、放置していたらいつか消えて無くなるってこともあるし、でも、時は流れるから時なんだよな、と思う。
 消えてゆく物を目にすることはその時その時の幸運に過ぎなくて、時代時代で人にはそれぞれの大小様々な幸運があるに違いなくて、それを無理に共有することもないのではと思う。

五月には深大寺2015年10月14日 11時16分11秒

 その昔、深大寺と言えばラボ走り(らぼばしり)で通る場所(道)だった。
 ラボとは現像所のことだ。
 ラボ走りとは、現像所が走るわけではなく現像所へ走ることだ。
 制作進行の重要かつ過酷な仕事だ。
 今はもうアニメーションも完全デジタル化により、ラボ走りは伝説でしかない(!?)
 調布には東京現像所があって(今もある)それはもうお世話になりました。
 通常営業時間外の現像も何度お願いしたことか…。
 撮影済みフイルムを夜に持ち込み翌早朝に上げてもらうなんてこともよくありました。
 いはゆるスケジュールの問題というか、一刻を争う事態ですね。
 一刻を争う事態続出というのは、善くも悪くも(善くはないか…)今も同じでしょうが、対処方法はまるで違います。
 今もHDとか、ブツを運ぶこともありますが、フイルムはデータのようにバックアップできません。
 未現像のフイルムを光りに晒したら、自分が晒し首ですな。
 ま、さういふ事故はあまり聞きませんが…。
 さて、撮影スタジオでフイルムを切り出してもらい、それを受け取り、一路調布へ車を走らせるのが基本。
 スタジオはだいたい練馬区、杉並区辺りにあります、昼間に幹線道路を走ると混んで思わぬ時間がかかったりするので、いはゆる裏道を通ります。曲がって曲がってシフトダウンシフトアップアクセル全開急坂を降りて昇ってジャンプして車の天井に頭をぶつけながらラボ缶(らぼかん:フイルムの入った丸い缶)を守りひた走る。
 そうして、深大寺の南側の少しくねった道へ入ると「よし!もうすぐだ!」という感じになります。
 緑深きこの道を何度通ったことか。
 進行時代にこのラボ道(らぼみち)が染みついてしまったので、時間に余裕のある時でもこのコースをたどってしまうという習性も身につきました。
 でもアニメーションのデジタル化と共に、地域開発も進み(???)ラボ道はだいぶ景色が変わりました。
 が、しかし!
 この深大寺の南側道路。信号で言うと「深大寺小前」から「深大寺入口」までは変わらないなぁ…。

 と、長い前説になってしまった。
 というか、思わず遠い目になってしまいましたが、なんのことはない深大寺の境内に入ったことがありませんでした。
 おお!
 なので、人生初深大寺。
 季節もあったのでしょうが、本気で緑深い。
 何が写っているのかよくわからない…。
 同じ灯籠です…多分。

本堂

鐘楼

旧庫裡の前

元三大師堂(がんざんだいしどう)

開山堂の裏にある塀。
瓦塀?築地とは違うのか。
結構新しく見える。

ちょっと山門を出て、ラボ道を帰りの方向(?)へ歩く。
不動の滝…。
ちょっとお口が汚れている。
ここから入ると不動堂というのがあるらしい。
ほかにも名所がたくさんあります。
春夏秋冬(はるなつあきふゆ)ここを一体何度素通りしたのだろうか?

五月には鎌倉へも。壱2015年10月23日 12時07分58秒

 鎌倉へクルマやバイクで行くと結構難攻不落である。
 「都合の良い脇道」がない。
 結局主要道路を通り、渋滞して地元の人ごめんなさいになる。
 脱出も同様。
 渋滞を嫌って、脇道へ入っても遠回りをして元の道へ戻ってしまうか、完全に方向を失い期待した場所とはかけ離れた場所に出る。
 なるほど、さすが鎌倉である(!?)
 そこで、切り通しだ。(「切通」か)
 社会科見学でもしよう…と、思ったとは思えないが…、おかぴのオススメで見に行った。
 省エネ(?)につき言ったのは2切通。
 まずは、大仏切通。
 鎌倉と言えば大仏と思ってしまうので、まずはここへ行った。
 (でも大仏は素通り!)
 バスで「火ノ見下」へ行き、普通の感覚だと入っちゃ行けなさそうな路地というか、余地を通ります。まあ、綺麗な案内板(道標)があるので、躊躇いなく入ります。ハイキングコースにもなっています。
 しばらくは、コンクリの羽目板路を進み↑ここへたどり着きます。
 これが、大仏切通の入口なのでしょうか?
 雑木林です。
 切通とはどんなものなのかと想像を膨らましてゆくと意外感があります。
 いきなり広い空間に出ます。
 確かに、大きく切り拓いたであろう壁はあります。
 しかし、全体が広いので、森の中の遺跡(?)といった感じでしょうか?
 ハイキングコースになっているというのは頷けます。
 雰囲気は出てきました。
 緑をなくすと懐かしの西部劇風でもあります。
 お、想像してた切通っぽい。
 ふむふむ。
 別れ道…。
 なんというか、全体的には、縦走路というか尾根道のイメージがあります。
 中腹路(!?)
 邪魔なところは部分的に削ったというところでしょうか。
 と、そんなことを思っていたら、
 反対側から、女子学生の群れが…。
 遠足?修学旅行?
 「どっち?どっち?」「あとどのぐらい?」
 などと、元気いっぱい。
 さすが鎌倉です。(???)

 次の切通へつづく。